削り節と鰹節、呼び方が違うだけで同じものだと思いがちですが、実はこの2つは似ているようでちょっと違うのです。
また、削り節や鰹節は乾物のイメージがあるので、長く保存出来そうな気がしてしまいますが、正しく保存しないとあまり日持ちがしないものでもあります。
削り節と鰹節の違いや、保存方法、賞味期限もご紹介します。
削り節と鰹節の違い
鰹節とは、カツオで作った節(ふし)で、削っていない「固まり」です。削り節とは、その「鰹節」を削ったものです。
よくスーパーで売られている削られてふわふわしているものは「削り節」です。パックを開けるとすぐ使うことが出来ます。
削り節になるまえの鰹節、カツオを節にしたものは、干して茶色い固まりをカンナのような道具で削ったりするのを見ますね。
今では、自宅で毎回鰹節を削るということはほとんどなくなり、かなりの料理好きの人でなければ、鰹節を料理のたびに削って削り節を作ることもなくなりました。
大抵の人は削り節を購入するのではないでしょうか?
削り節は、薄切りにしたものや厚切りのもの、粉末にしたものがあり、料理に直接かけたり、ダシなどに使われます。
作る料理によって好みの削り節を使い分けている方も多いですよね。
削り節の保存方法
大きな袋で買ってしまって、削り節が使い切れないで、変色したり風味が悪くなってしまうことがありますよね。
開封してしまった削り節の、一番良い保存方法は冷凍保存です。
削り節は、湿気や酸化に弱いという欠点があります。
鰹節を削って削り節にするときに、空気に触れることで酸化し、風味の劣化や変色などが一気に進んでしまいます。
また湿気を帯びると、カビが生えやすくダニなどの虫がわきやすくなります。
ですので 削り節は、未開封であれば高温多湿を避け、日の当たらない冷暗所で保存します。開封後であれば、冷蔵庫での保存が向いています。
しかし大袋で買った時には、なかなか使いきれない場合もありますよね。
チャックがついているものが多いですが、チャックをすれば安心、ではないのです。
開封前は、袋の中に窒素ガスが入っているので良いのですが、開けた瞬間から急激に劣化が進みます。
まして常温保存はもってのほか。開封した削り節は3日も経てば風味もなくなり、食べると酸味がし、臭いもクサイくなります。
そんな時には、冷凍保存がおすすめです。
頻繁に使うのであれば冷蔵でもよいのですが、外気との温度差で袋内で結露をおこし、悪くなりやすいです。
削り節を冷凍保存をするには、フリーザーバッグに入れて空気を抜き密封して冷凍します。
この時 何度も開けて結露が起こらないように小分けにしておくと、必要な分だけ取ることができます。
冷凍保存をした削り節は、2〜3ヶ月もの間保存が可能です。
削り節は水分がほとんどないので、冷凍しても固まらずすぐ使えますし、長期保存出来るのでとても便利です。
削り節の賞味期限
未開封では窒素ガスが入っているので、物にもよりますが製造日から半年から一年は風味を損なわず保管できます。
開封をしたら、確実な賞味期限がないので、よく注意しながら使うようにします。
開封した削り節は2〜3日が賞味期限の目安ですが、風味を気にしないのであればカビや臭いが出る前に使い切るのが良いです。
削り節を冷蔵庫で保存する場合は2週間〜1ヶ月、冷凍庫で保存する場合は2〜3ヶ月が、賞味期限の目安です。
開封後の削り節は、自己判断での賞味期限になりますので、臭いや色をよくみながら早めに使いきるようにしてくださいね。
鰹節と削り節の違いと保存方法 まとめ
鰹節はカツオで作った節で削っていない固まりの状態のもの。
削り節は鰹節を削った状態のもので、一般的にスーパーで包装されて売っているものです。
開封前の削り節の賞味期限は半年~1年です。
開封してしまった削り節の1番良い保存方法は冷凍保存で、フリーザーバッグで空気を抜き密封して保存します。
開封後は冷蔵庫では2週間〜1か月、冷凍庫では2〜3ヶ月を目安に使い切るようにします。
開封した削り節には決まった賞味期限がないので、開封して時間がたってしまった場合、臭いや色、カビが生えていないなどを確認して自己判断で食べられるか判断するしかありません。
開封してしまった削り節は、可能であれば数日で使い切るのが一番ですが、数日使う予定がない場合は早めに冷凍保存することがオススメです。
削り節や鰹節は、乾物なのに意外とデリケートです。
保存方法を工夫して、風味の良い状態で頂きたいですね。