冬になると空気が乾燥して、静電気がパチッとなって痛いしビックリするし、静電気って本当に嫌ですよね。
静電気を防止するスプレーは、家にあるもので簡単に作ることができます。
市販の静電気除去スプレーは大きくて持ち運ぶのが不便だったり、臭いが苦手という人も多いです。
自作のスプレーなら、好きな匂いで作ることができるし、髪の毛や子供・ペットに使うときも入っている成分が心配ということもありません。
100均のボトルに手作りの静電気除去スプレーを入れて持ち歩けば、いつでも手軽に使うことができます。
静電気除去スプレーを簡単にお安く作る方法を紹介します。
静電気防止スプレーの代用できるもの
市販の静電気防止スプレーをわざわざ購入しなくてもいいけど、静電気は嫌だ!という人は静電気防止スプレーの代用できるもので試してみるのもいいと思います。
市販の静電気防止スプレーには色々な成分が含まれていますが、主に静電気を防止してくれる成分は「界面活性剤」です。
その「界面活性剤」が含まれているものを使えば、静電気防止スプレーの代用ができます。
身近にある「界面活性剤」が含まれているものでは、柔軟剤やリンス、洗濯洗剤や食器用洗剤などが挙げられます。
しかし、洗濯洗剤や食器用洗剤などの泡が出るものは、手作り静電気除去スプレーにはむいていません。
静電気除去スプレーとして代用する場合は、柔軟剤やリンス、トリートメントなどがオススメです。
グリセリンで静電気防止の効果と使い方
ドラッグストアでも購入できる「グリセリン」を使って静電気防止スプレーを作ることができます。
グリセリンはアルコールの一種で、食品や医療品に使われていたり、手作り化粧水などにも使うことができます。
そのためグリセリンで作った静電気帽子スプレーは、肌に直接ついても大丈夫ですし子供にも使うことができます。
手作り静電気防止スプレーを、子供にも使いたいという場合や、衣類に余計な香りがつくのを避けたいという場合はニオイがしないグリセリンでスプレーを作るといいですよ。
作り方も簡単で、水100㎖に対しグリセリンを小さじ1(5㎖程度)をスプレーボトルに入れて良く振るだけです。
使うときは、容器を良く振って髪の毛や衣類に少し離してスプレーします。
グリセリンには界面活性剤と同じ働きがありますので、静電気防止にもちゃんと効果があります。
しかし、グリセリンは菌が繁殖しやすいので、作る時は少量だけ作るようにして1週間程度で使い切るようにしましょう。
柔軟剤で代用する静電気防止スプレーの作り方
界面活性剤が含まれている柔軟剤でも手作りの静電気防止スプレーを作ることができます。
好きな香りの柔軟剤で使えば、自分好みの静電気防止スプレーを作ることができますね。
作り方も簡単です。
スプレーボトルの中に水を入れ、柔軟剤を数滴たらし良く振ったら出来上がります。
分量は水100㎖に対し柔軟剤は5滴程度でOKです。
スプレーする時は、近くですると衣類にシミができてしまう可能性がありますので、少し離してスプレーするようにして下さい。
リンスやトリートメントを使って静電気防止スプレーを作る時も、作り方や分量は同じです。
手作り静電気防止スプレーの作り方 まとめ
冬に着るセーターなどの素材が特に静電気が起こる原因になってしまいます。
そのため静電気防止には、繊維の表面に膜を作り摩擦を防いでくれる界面活性剤が大活躍です。
静電気防止スプレーを手作りするメリットは、持ち運べる自分好みの量を作れることや、自分好みの香りをつけれることですね。
市販の静電気除去スプレーは多すぎて使いきれないという場合や、自分好みの香りがするスプレーを作りたいという時は、手作りの静電気除去スプレーを作ってみるのもいいかもしれませんね。
注意点は、手作りの静電気防止スプレーは長持ちしませんので、少量を作りなるべく早く1週間くらいで使いきるように心がけて下さいね。