はと麦茶は麦茶よりも栄養価が高く、抗炎症作用があるためアトピーや水イボにも効果があると言われています。
肌が弱い赤ちゃんに麦茶の代わりに飲ませたいと考えているママも多いと思います。
赤ちゃんや子供がいつ頃からはと麦茶を飲ませてよいのか?苦味があって子供には飲みずらいんじゃないか?など、お母さんが心配になることを中心にはと麦茶についてまとめました。
体に良いと言われているはと麦茶ですが、飲みすぎや副作用などもありますので、赤ちゃんに飲ませるときは少し注意が必要です。
また、はと麦茶の選び方や苦味が苦手という場合の苦味を出さずに美味しく作る方法なども紹介します。
体に良いはといわれている麦茶ですので、家族みんなで飲みたいですよね。
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はと麦茶 赤ちゃんや子供はいつから飲める?
はと麦茶はノンカフェインなので、生後2~3ヶ月から薄めて飲むことができます。
はと麦茶は、ノンカフェインで沢山の体に良い成分が含まれているので子どもにもおすすめの飲み物です。
ただ、安価なはと麦茶を選ぶと、カフェインが入っているウーロン茶や紅茶など他のお茶とブレンドされていることがあり、その場合他のお茶のカフェインが入っている場合があります。
赤ちゃんや子どもが飲む場合は、ハト麦茶に他のお茶がブレンドされていないか、よく表示を確認してから購入してくださいね。
赤ちゃんが飲むなら、国産のものにもこだわりたいですね。
はと麦茶を赤ちゃんに飲ませるときの注意点
生後2~3ヶ月の赤ちゃんにはと麦茶を飲ませるときは、必ず薄めて飲ませてくださいね。
1歳以上の子どもであれば、大人と同じ濃さのはと麦茶を飲んでも大丈夫です。
ただ、子どもによってははと麦茶を飲んでお腹が緩くなることもありますので、小さな子どもにはと麦茶を飲ませるときは、少しずつ注意しながら飲ませてあげで下さい。
はと麦茶の効果
はと麦茶と麦茶は見た目は似ていますが、同じ種類のお茶ではありません。
一番の違いは原材料が違うことで、はと麦茶は「はとむぎの実」から、麦茶は「大麦の実」から作られています。
はと麦茶には、タンパク質、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、脂質が含まれていて、新陳代謝を促すアミノ酸が多いので、シミ、そばかす、肌荒れなど美容にもおすすめです。
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また、抗炎症作用もあり、アトピーやニキビにも効果あると言われています。
他には、便秘解消、むくみ改善、冷えや肩こり改善、ガン予防、疲労回復、貧血予防、免疫力を高めるなどの沢山の効果が期待できます。
はと麦茶は身体に良いですが、これだけの効果があると、やはり赤ちゃんや小さな子には飲ませすぎには気をつけて、薄めて飲ませた方が安心ですね。
また、他のお茶が混じっているはと麦茶は、カフェインが含まれている場合あります。
カフェインは交感神経を刺激して、興奮させたり落ち着きがなくなったり、眠りづらくなることがあります。特に赤ちゃんは肝臓が未発達のため、カフェインを身体の中に溜め込み負担になりますので注意が必要です。
赤ちゃんにはと麦茶を飲ませる場合は、他のお茶が混じっていないが確認するようにしてくださいね。
はと麦茶が苦い!美味しい入れ方は?
はと麦茶をお家で作ったら、苦いと感じることがありませんか?
はと麦茶は色が麦茶よりも薄いので、つい煮出しすぎてしまうことがあります。
はと麦茶を濃く煮出すと成分は多く出るので良いのですが、その分苦味が出てきてしまい苦くなってしまいます。
どうしてもハト麦茶が苦いと感じる場合は、ノンカフェインの麦茶とブレンドして作ると苦味が和らいで子供でも飲みやすくなりますよ。
はと麦茶の美味しい入れ方
はと麦茶を美味しく作る方法を紹介しますね。
はと麦茶をティーポットで作る方法
ポットにティーパックを一包入れて、300ccのお湯を注ぎ3〜5分蒸らします。
はと麦茶をやかんで煮出す作り方
やかんに水を入れ沸騰させ、沸騰させたままはと麦茶の茶葉を入れ5分間煮出します。火を止めて茶葉を取り出します。
煮出してはと麦茶を作る場合は、5分以上煮出すと苦味が出るので注意してくださいね。
はと麦茶を水出しで作る方法
はと麦茶の茶葉を入れ2~3日間置いておく。そのため水出しで作ると苦味があります。
水出しではと麦茶を作る場合、煮出して作るものと同じ濃さにする場合は2~3日かかってしまいます。
はと麦茶を作るときに気をつけること
はと麦茶には体を冷やす作用があるので冷たくして飲むよりも、温かいものや常温で飲むほうが良いと言われています。
ただ、栄養成分が多いぶん麦茶などよりも菌が繁殖しやすくなります。
煮出してはと麦茶を作る場合は、水道水に含まれているカルキが沸騰することでなくなっているので、早く菌が繁殖してしまいます。
はと麦茶は作り置きはせずに、一日で飲みきれるぶんだけ作るようにしてくださいね。
水出しではと麦茶を作ると、水道のカルキ成分が残っているのでお湯で煮出すよりも菌が繁殖しずらくなりますが、時間がかかるうえに苦味が強くなりますので、子供が飲むにはあまり向かないですね。
はと麦茶を飲みすぎても副作用はない?
はと麦茶は、副作用はほとんどありません。
ただ、はと麦茶を飲みすぎると人によりお腹がゆるくなったり、不快感を感じる人もいますので飲みすぎないよう注意してください。
はと麦茶の原料であるはと麦は小麦とは違いますが分子構造が似ているので、まれに小麦アレルギーの人がはと麦茶でアレルギー反応が出ることがあります。
はと麦はイネ科の一年草の植物のため、イネアレルギーの方も注意が必要です。
また、妊娠中ははと麦に子宮収縮作用や体を冷やすため、流産や早産を引き起こす可能性もありますので妊婦さんは飲まないようにしてくださいね。
はと麦茶 まとめ
はと麦茶には、沢山の栄養が含まれているので子供にも飲ませたいお茶です。
赤ちゃんにも生後2~3ヶ月頃から薄めてはと麦茶を飲ませることができます。
しかし、はと麦茶には体を冷やす作用があるので、飲みすぎるとお腹がゆるくなることもありますので、飲みすぎには注意が必要です。
少し気をつける必要がある麦茶ですが、気をつけて扱えば漢方にも使われるとても身体によい飲み物ですので、家族で飲んでみてはいかがでしょうか。