洗濯機の掃除ってしていますか?
洗濯槽の中は、衣類の汚れや雑菌やカビ、水垢などでとても汚れが蓄積しやすい場所です。
蓋を閉じていることが多いので湿気が溜まりやすく、特に洗濯槽の内側にある穴の中はカビやすいポイントです。
掃除を怠っていると、カビが繁殖した洗濯機で衣類を洗うことになり、汚いだけではなく健康被害に繋がることもあるので、特に小さいお子さんがいらっしゃる場合はカビなど特に気を付けたいですよね。
市販で販売されている、洗濯槽クリーナーの使い方や種類、お掃除の頻度について紹介します。
塩素系と酸素系、どっちの洗剤が良いのか、悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
洗濯機掃除の洗剤の使い方と種類
市販の洗濯機クリーナーには、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類があります。
洗濯機クリーナーは、塩素系と酸素系で、汚れを落とすのに得意分野が違いますので、上手に使い分けると効率的に掃除することができます。
洗濯機の掃除酸素系漂白剤の液体タイプ
一般的に販売されている酸素系漂白剤のものは粉状タイプのものが多いですが、液体タイプのものもあります。
酸素系漂白剤はそれほど刺激は少なく、肌などにも優しいので使いやすいのが特徴です。
酸素系漂白剤を使うと、洗濯槽に付着していた汚れが剥がれ落ちていくのが目で確認できます。
しかし、ドラム型の洗濯機には使用できない場合があるのできちんと確認してから使用しましょう。
酸素系漂白剤は肌に優しい分、殺菌力などは塩素系漂白剤よりは劣ってしまいますが、小さいお子さんや肌が敏感な方は酸素系漂白剤だと安心して使えますね。
使用方法は、通常の洗濯をする際と同様のモードで洗濯槽に高水位で水をためて漂白剤を溶かします。そして2~3時間程おいて、浮いてきた汚れをネットなどですくってしまってからすすぎと脱水を行ってください。
酸素系漂白剤は冷たい水よりも40~50℃くらいのお湯の方が効果的なので、お風呂の残り湯などを使用しても良いですね。
洗濯機の掃除を塩素系ハイターでのやり方
市販の洗濯槽クリーナーの液体のものは、ほとんど塩素系漂白剤です。
とても殺菌力が強く、目に見えない菌などにも効果的です。
液体ですからお湯を使わなくても冷たい水で落とすことが可能です。
手軽に使える反面、汚れが落ちているのか目で確認しにくく、塩素の強い臭いがあります。
使用方法は、洗濯槽に漂白剤を入れて「槽洗浄コース」で運転するだけです。
槽洗浄コースが無い場合は、高水位で水をためて、洗い・すすぎ・脱水で運転させましょう。
ただし、すすぎをしっかり行わないと、残ってしまった塩素の成分で衣類が色落ちしてしまう可能性もあり、肌への刺激も強いので、使用する際には十分な注意が必要です。
洗濯機を掃除する頻度
洗濯槽の洗浄は、1~2ヶ月に1回くらいのペースで行うのがベストです。
1~2ヶ月に1度のお掃除であれば、毎回酸素系漂白剤で掃除していれば、常に綺麗な状態をキープすることができるでしょう。
しかし、そんなに頻繁にできない方も多いでしょう。
洗濯槽のお掃除が、半年に1回ほどであれば、塩素系漂白剤の方がおすすめです。
洗濯槽のお掃除
洗濯機で衣類を綺麗にしているつもりが、その洗濯機自体が汚れていては残念です。
洗濯機は汚れや雑菌の宝庫ですから、定期的に掃除を行い綺麗に保ちたいですね。