生クリームをホイップするのに、泡だて器を使って泡立てるのは結構大変ですよね。
泡だて器であわ立てると、時間がかかって手首も疲れちゃうと思いがちですが、ちょっとしたコツをつかむと、結構簡単に生クリームのホイップができちゃうんですよ。
ハンドミキサーなしでも、普通の泡だて器で生クリームを作るときのコツや泡立てにかかる時間、生クリームに入れる砂糖の量の目安など、解りやすく説明しますね。
泡だて器で生クリーム作りに挑戦する方は、参考にしてみてくださいね。
生クリームの作り方 泡だて器で何分くらい?
ハンドミキサーを使わなくても、慣れている人なら1~2分。
初めて泡だて器で生クリームを作る人でも、5分程度でホイップすることができます。
5分といっても、初心者にとってはけっこう大変な作業になります。
ボウルに生クリームと砂糖を入れて混ぜるだけですが、生クリームの特徴を理解して、ちょっとした工夫やコツで、少しでも簡単に生クリームを作りたいですね。
生クリームの作り方のコツ
生クリームをあわ立てるときは、何よりも温度が重要なんです。
生クリームはとても繊細なんです。適温は5℃~8℃でこの温度を保たないと全然泡立たなかったり、逆にいきなり泡立って脂肪分が分離してしまったりして失敗してしまいます。
1つ目のコツとしては、事前に泡立て器やボウルを冷やしておくこと。さらに、泡立てるときもボウルの底を氷水につけながらやること。泡立てている間はずっと氷水につけていてくださいね。
じゃあ、冷やしておけばすぐにできるの?って、そういうわけではありません。
2つ目のコツは、泡立て器を左右に素早く、かつ強すぎず動かしてあげること。だんだんとろみが出て泡立ってきたら大きく円を描くように混ぜますが、最初はスピード勝負です。
回すのではなく左右に!です。氷水が入らないように丁寧かつ迅速にやってみてください。
ほかには、混ぜるときはボウルを手前に傾けること。
砂糖ははじめに一気にいれてしまうこと。泡立て器がボウルとぶつからないようにすること。
たくさんありますが、どれも簡単なことなので挑戦してみてくださいね。
生クリームをホイップするときの砂糖の量
砂糖は、一般的に生クリーム200ccに対して10%とされています。
200ccの生クリームなら20gの砂糖を入れることになります。
しかし、私の経験上10%も砂糖を入れてしまうと、少ししつこいかなと思います。
甘いものが好きな人ならちょうどいいかもしれません。
それでは、甘すぎずさっぱりしすぎないラインはどのくらいなのでしょうか?
生クリームのパッケージを見てみると、メーカーにもよりますが生クリーム200ccに対して、砂糖は15gと記載されているものが多いです。8%ほどの砂糖の量が平均的といえるのでしょう。
生クリームの砂糖の量 甘さ控えめ
家族や友達に振る舞うものであれば、砂糖の量は平均的に入れるのが無難です。
甘さ控えめにしたい人は、生クリームに対して6%ほどの砂糖の量にしてみてください。さっぱりした生クリームになりますよ。
生クリーム作り砂糖の代用できるもの
ここまでは砂糖だけの説明でしたが、砂糖以外にいれてもいいものを紹介します。
まずは、ジャムです。砂糖と一緒にイチゴジャムやママレードなどを生クリーム200ccに対して大さじ2ほど入れてみてください。
泡立ちも早くなり、風味も出て美味しくなりますよ。ただ、生クリームに色がついてしまうので真っ白がで作りたいという人は注意してください。
反対に、ケーキの中にフルーツをいれたくない場合は、色つきの生クリームを使うと、ケーキの切り口がかわいくなっておすすめです。
甘さ控えめな生クリームにはバニラエッセンス、ラム酒やブランデーを入れて大人の隠し味をつけてみるのもいいですね。
生クリームを泡だて器で簡単に作る方法
生クリームを泡だて器で作るのは大変!というイメージですが、ちょっとした工夫やコツで短時間で作ることができます。
この他には、私は泡立て器で混ぜる前に容器(ペットボトルなど)に生クリームを入れてシェイクします。
これだけでも泡立てる時間が全然違います。
生クリーム自体を冷凍庫で10分程冷やして冷たくしてから泡立てる方法もあります。この方法は、生クリームを冷凍庫に入れていることをウッカリ忘れてしまわないようにしてくださいね。
自分にぴったりの方法で、生クリーム作りに挑戦してみてくださいね。