お菓子作り初心者の一番の難関と言っても良いホイップクリーム!
コツを掴めないと、やってもやっても上手くできないですよね。
私も、初心者のくせに「まあ根気よく泡立てればいつかはホイップになるだろう」と適当に泡立てて失敗したことが何度もあります。
ですが、このホイップクリーム、上手に作れるといろいろな物に使えて良いですよね。
シフォンケーキやパンケーキ、コーヒーに乗せてみたりしても美味しい!なんといっても料理の幅が広がります。
ホイップクリームを失敗しないで作る簡単なコツや、市販のクリームの種類や特性を紹介します。
生クリームをホイップするときのコツ
生クリームを泡立てるのがちょっと苦手という方も、コツをつかめば失敗しないで作れます。
生クリームでホイップクリームを作る手順
- 使用するボウルや器具、生クリームすべてを冷やしておきます。(ボウルは大きめのものを用意します。)
- 器具に水分がついたままだと泡立たない原因になってしまうのでしっかりと拭き取ります。
- ボウルの下に氷水をあて、ボウルに一気に生クリームと砂糖を入れます。(砂糖は入れすぎると泡立たなくなるので注意)
- ボウルを斜めに傾け、大きく空気を含ませるようになるだけ手早く泡立てる。(氷水がクリームの中に入らないよう気を付ける)
- すこしもったりしてきたら、次は大きな円を描くように混ぜます
- お好みの固さになれば完成です。
ホイップクリームを失敗しないで作るコツ
- 器具もクリームもしっかりと冷やしておくこと。
- クリームに水分が混ざらないようにすること。
もし、ホイップしたクリームの仕上がりが固すぎてしまった場合は、少しクリームを足して混ぜていくとゆるくなってくれるので、また調整可能ですよ。
上手にホイップできない!という方はこちらもおすすめです。
ちょっと裏技的な、簡単に生クリームをホイップする方法です。
簡単なので、もうダメ!というときは試してみてくださいね。
生クリームのホイップに向いているのは?市販のクリームの種類と特性
市販で売られているクリームにはいろいろな物があって価格もさまざまです。
これらには違いがあって、料理に使用する際にも知っておいた方が良いことばかりです。
純生クリーム
パッケージには、種類別「クリーム」と表記されています。
純生クリームは乳脂肪のみの原料で作られていて、風味が良く深い味わいです。
味がしっかりとしているので、料理の味にこだわりたい場合はこちらの純生クリームがおすすめです。
ホイップクリームを作る際には、短時間で泡立てることが可能なのですが、乳脂肪のみでつくられているので、泡立てすぎるとすぐに分離してしまうので注意が必要です。
また賞味期限が10日前後と短めなのも特徴です。
ホイップ・フレッシュ
ホイップやフレッシュと表示されているものは、純生クリームと違い乳脂肪と保存料や添加物が加えられています。
ですから、価格がとても安いのが特徴です。
パッケージには、種類別「乳等を主要原料とする食品」と表記されています。
味わいがさっぱりしていて、牛乳の風味が苦手な方などはこちらがおすすめです。
また、料理をあっさり仕上げたい場合や、材料費を安く抑えたい場合にも使えますね。
ホイップクリームを作る際には、純生クリームとは違い少し時間はかかりますが、泡立てすぎても分離しないのがメリットでしょう。
これらの違いを知っておくと、実際にホイップクリームを作るときに参考になりますね。
生クリームを失敗しないでホイップする方法
生クリームを泡立てるのが苦手という方も、ポイントをしっかり押さえて作れば、ハンドミキサーがなくても、普通の泡だて器で簡単に作ることができます。
生クリームの種類も参考にして、ぜひ作ってみてくだいね。