ホッキ貝の食べれないところと寄生虫!下ごしらえの方法と水管やヒモは刺身で食べることができるか?

生の北寄貝貝類

貝類は食中毒の心配があるので、自分で捌くとなると心配ですよね。

ホッキ貝の刺身を作るときは、ウロと呼ばれている内臓は取り除いきます。

これは、ホッキ貝のウロに毒があるとかいう訳ではなく、砂場で生息するホッキ貝の内臓には砂が含まれていて食感が良くないからです。

殻付きのホッキ貝の下処理の仕方や調理方法のわかりやすい動画、ホッキ貝の食べられない所や寄生虫などお刺身にするときに注意することについてまめました。

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通販でも、活ホッキ貝が販売されています。

ホッキ貝のお刺身を作るなら、生きた新鮮な北寄貝がいいですよね。

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ホッキ貝の食べられないところ

ホッキ貝の食べられない部分は、身(足肉)の中にある茶色や黒いウロや内臓と呼ばれている部分です。

キモが好きという方もいますが、ホッキ貝の肝(内臓)には砂が入っているので、内臓を取らずに食べてしまうとジャリっとして食感が悪くなってしまいます。

食べられなくはありませんが、あまり美味しくないので、食べるときは取り除いた方がいいですよ。

刺身にするときの下ごしらえと捌き方の動画

ホッキ貝をお刺身にする手順がわかりやすい動画がありましたので、シェアしますね。

ホッキ貝を捌く手順は、

  • 貝の水管が出る隙間の部分からナイフを入れて、貝殻に沿って2か所の貝柱を外します
  • 貝殻から外して、貝の身の部分とそれ以外を手で分けます
  • 身の中から内臓を押し出します
  • ヒモについている内臓を包丁を使って取り除きます
  • 身の部分はふくらんでいる方から縦に途中まで包丁を入れて開きます
  • 身の中に残っている内臓を取り出します
  • ホッキ貝の身・貝柱・ひもを水で洗います
  • キッチンペーパーで吹きながらヒモについている黒い筋を取り除きます
  • 食べやすい大きさに切り盛り付けます

ホッキ貝は匂いがあるので、匂いが苦手な場合は水洗いの後にサッと湯通しすると、匂いが和らぎ甘みが増します。

お寿司に乗っているホッキ貝はピンク色ですが、生のホッキ貝は灰色をしています。

湯通しすることで、灰色の部分がピンク色になります。

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ほつきがいの水管やヒモは刺身で食べられる?

ホッキ貝の水管部分が一般的にヒモと呼ばれる部分です。

よく、お寿司に乗っている部分は身の部分だけですが、水管(ヒモ)や貝柱も刺身で食べることができます。

ヒモの部分には黒いゴミがついているので、ヒモについている黒い部分は取り除いてくださいね。

ホッキ貝の貝柱は、少し砂が入っていることがありますので、食べたときにジャリっとした食感が苦手という方は取り除いた方がいいかもしれませんが、少しぐらいジャリっとしても良いなら食べても大丈夫です。

ホッキ貝の貝柱は歯ごたえがあり美味しいんですよ。

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ホッキ貝の内臓や肝は食べられる?

ホッキ貝は砂場で育つために内臓に砂が入っています。

アサリのように塩水につけて砂抜きをしても砂を吐かないので、ホッキ貝は砂抜きをせずに水洗いをします。

内臓部分には砂が入っているので、ホッキ貝の身の中にある内臓の部分は一般的に食べません

バター焼きや炊き込みご飯にするときも、一度ホッキ貝を殻から外して内臓部分を取り除いてから調理します。

ホッキ貝の内臓やウロを食べたら食中毒になる?

ホッキ貝の内臓やウロは取り除いて食べますが、間違えて食べてしまっても体に害はありません。

ただ、食感がよくないので食べるときは取り除いたほうが美味しく食べられます。

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ホッキ貝の寄生虫のアニサキスや貝毒と食中毒 生で食べるときの注意

ホッキ貝にいる寄生虫の名前は「ヒモビル」や「アニサキス」です。

ヒモビルは食べても害がありません。

アニサキスは魚介類の内臓に生息する寄生虫です。

アニサキスは加熱すれば問題ありませんが、ホッキ貝を生で食べるときには注意してくださいね。

アニサキスは、幅が0.5~1mm長さが2~3cmのもやしみたいな半透明の白い糸のような形で目で確認することができます。

ホッキ貝を刺身で食べるときは、捌くときに注意して見るようにしてくださいね。

 

貝類は貝毒にあたるので生で食べない方がいいと言われる方もいます。

貝毒は毒性を持ったプランクトンが発生したときに、そのプランクトンを食べた貝の内臓に毒がたまって食中毒を引き起こします。

以前は、貝毒の食中毒が多く発生していますが、現在は定期的に検査がされているので、市場に出回って売られている貝類は貝毒の心配はないと言われています。

また、貝毒は熱に強いので加熱しても死滅しません。

貝毒よりも新鮮ではない貝を生で食べたときの食中毒の方が心配ですね。

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ホッキ貝の刺身

ホッキ貝は、市場に一年中出回っていますが、一番美味しいと言われている旬の時期は冬です。

茨城県より北の海で生息していますが、北海道や青森産のホッキ貝が有名ですよね。

国産のホッキ貝は高額な値段で販売されています。

回転寿司などで見かけるホッキ貝の身はピンク色ですが、これは加熱してあるためで、生のホッキ貝は灰色がかった色をしています。

刺身用の新鮮な生のホッキ貝が手に入ったら、ぜひお刺身にして食べてみてくださいね。

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北海道産の生きたホッキ貝が販売されています。

殻付きのものと、殻から外したむき身のホッキ貝の2種類から選べるのもいいですよね。

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