料理の名わき役の大根おろしですが、作りすぎて残ってしまうことってありませんか?
大根おろしを冷蔵保存する方法と冷凍保存する方法、また保存期間はどのくらいかなどをお話ししていきたいと思います。
「大根おろしに医者いらず」という言葉があるほど栄養満点で、そのままでたべるよりも大根おろしにした方が体に良いと言われています。
ビタミンCが豊富で免疫力アップや殺菌・解毒・抗炎症作用もありますし、嬉しいダイエット効果もあるそうですよ。
大根おろしの保存は冷蔵庫でどのくらい?
いくら新鮮な大根でも、おろしてしまうと空気に触れる面積が多くなるので、一気に日持ちしなくなります。
大根おろしは日持ちもそうですが、それと同時に栄養素もどんどん減ってしまいます。
せっかくの栄養がもったいないですよね。
可能であれば大根おろしは食べる直前におろすのがベストです。
大根おろしを作ってすぐに食べないときは、なるべく常温での時間を短くし、余ってしまった大根おろしはすぐに密封して冷蔵庫に入れましょう。
大根おろしの冷蔵庫での保存期間
大根おろしを冷蔵庫で保存できる期間は1~2日です。
冷蔵庫で保存する場合は、空気に触れないように密封容器やジップロックなどの保存袋に入れて保存します。
ここまでしても翌日には味が少し落ちていますので、おろした翌日には食べきるようにして下さいね。
大根おろしの冷凍と解凍方法
大根おろしは冷凍することもできます。
大根おろしは、冷凍庫で約1ヶ月保存できます。
余ってしまってすぐに食べない大根おろしは、冷蔵庫で保存するよりも冷凍がおすすめですよ。
大根おろしを冷凍する時は、大根をおろしをザルやこし器に入れて水気をきります。
水気をきると言っても絞りすぎてしまうとパサパサなってしまうので、軽くきりましょう。
軽く水気をきった大根おろしを、汁ごと1回に使う分ずつ小分けにしてラップで包みます。
更に冷凍保存袋に入れ空気を抜いてから口を閉じ、冷凍庫で保存します。
金属トレイがある場合は、その上に置いて急速冷凍した方が酸化を遅らせることができます。
冷凍した大根おろしを使う時は、使う分だけ冷蔵庫に移し自然解凍すると、おろしたてのような大根おろしになりますよ。
私は小分けにするのが面倒な時は、ジップロックなどの冷凍保存袋に直接汁ごと入れ、平らにして冷凍しています。
少し凍った時に菜箸で筋を入れておけば、使う時は使う分だけパキッと折って使えるので便利です。
大根おろしは冷凍すると味が変わる?
大根はおろしてから時間がたてばたつほど、おろしたてのような辛さや新鮮さは減っていってしまいます。
ですので、おろしてから冷蔵保存するよりも、すぐに冷凍した方が味が落ちることなく保存できます。
冷凍した大根おろしは、電子レンジなどで解凍してしまうと味が一気に変わってしまい、変な苦みなどが出てしまうことがありますので、注意が必要です。
私も一度電子レンジで解凍をして、変な苦みが出て美味しくなかったという経験をしたことがあります。
解凍する時は冷蔵庫でじっくり自然解凍する方法が、おろしたてにより近い味で風味を損なうことなく食べることができますので、冷凍した大根おろしは自然解凍するようにしましょう。
大根おろしの保存方法 まとめ
大根おろしは、おろしたらどんどん風味や栄養が落ちていってしまいます。
食べる直前におろすのが1番ベストなのですが、余ってしまいがちですよね。
明日食べるからと冷蔵保存していると、「臭―い」と家族に迷惑がられてしまいますので、私は次の日に食べる分でもすぐに密封して冷凍しちゃいます。
冷凍した大根おろしは約1ヶ月日持ちしますが、冷凍してあまり日にちが経っていないものは、おろしたてとあまり変わらず美味しく食べることができますので、冷凍の場合もできるだけ早めに食べきるようにした方がいいと思いますよ。