子供ってチーズが大好きですよね。
あまり離乳食がすすまない赤ちゃんも、チーズだったらたくさん食べるようになってくれるかも?と期待するママも多いんではないでしょうか。
チーズは乳製品でアレルギーが出やすい食品でもあり、「特定原材料7品目」(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生)のうちの一つです。
また、塩分も含まれているので、初めてチーズを赤ちゃんに食べさせる時には十分注意し、食べさせる量もしっかり守って食べさせましょう。
離乳食で初めてのチーズの種類や食べる量
チーズには塩分や脂肪分が多く含まれています。
塩分や脂肪分が多いと赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうので、離乳食にチーズを取り入れるのは、離乳食完了期からが望ましいです。
しかし、チーズの種類の中で、塩分や脂肪分が少なめの「カッテージチーズ」は離乳食中期から食べさせることができます。
カッテージチーズは栄養価も高く、たんぱく質・カルシウム・乳酸菌・ビタミンなどが含まれているので、離乳食にもぜひ取り入れてみたいですよね。
赤ちゃんの離乳食で初めてのチーズでは「カッテージチーズ」を取り入れ、食べる量は「少量」にします。2~3gまでを目安にして下さい。また、初めて食べる時は、アレルギーの心配もありますので病院の開いている時間帯で、なるべく午前中に食べさせるようにして下さいね。
赤ちゃんがカッテージチーズに慣れてきたら、1回に与える量を増やしても大丈夫ですが、多くても10~15ℊにしておきましょう。
離乳食のカッテージチーズの作り方
カッテージチーズは塩分・脂肪分が少なく、高タンパクです。
手作りのものなら無添加ですので、赤ちゃんにも安心して食べさせられることができますね。
手作りカッテージチーズ(50g)の作り方
材料
- 牛乳200ℊ(1カップ)
- レモン汁10ℊ(小さじ2)
作り方
- 鍋に牛乳とレモン汁を入れ、ゆっくりと混ぜながら中火にかけます
- 沸騰する手前で火を止める
- ボウルの上にザルをのせ、その上にガーゼを敷きます
- 鍋の中身をザルに流し込みます
- 10分ほどおいてからこします
- 軽く絞りますが、離乳食に使うので酸味を抑えるために、ガーゼの上から水でサッと洗ってから絞ります
材料も牛乳とレモン汁だけで簡単に作ることができます。
レモン汁がない時は、酢でも代用できますよ。
最後に絞る時は、あまり絞りすぎてしまうとボソボソなって赤ちゃんが食べにくくなってしまうので軽く絞るようにしましょう。
電子レンジで作る場合は、牛乳を電子レンジで温め、温まった牛乳にレモン汁を加えながらゆっくりとかきまぜます。
その後は、鍋での作り方と同じです。
手作りカッテージチーズの日持ちは?
簡単にできる手作りカッテージチーズですが、手作りなので保存料が入っていません。そのためあまり日持ちはしません。
日持ちは2~3日としていますが、免疫力の弱い赤ちゃんの離乳食に使う場合はその日のうちに食べさせるようにしましょう。
多く作って食べきれない場合は、冷凍することもできます。
なるべく早めに小分けにして冷凍し、1ヵ月以内で食べきるようにして下さいね。
赤ちゃんの離乳食 始めてのチーズ まとめ
赤ちゃんは1歳を過ぎれば固形の普通のチーズも食べられるようになりますが、離乳食中期・後期の時は塩分や脂肪分が少ない「カッテージチーズ」がおすすめです。
カッテージチーズも手作りすることによって、無添加で安心して赤ちゃんの離乳食として食べさせることができます。
しかも材料は牛乳とレモン汁の2つだけで簡単に作れるので、いつでも作ることができますね。
チーズはアレルギーが出やすい乳製品ですので、離乳食で初めてチーズを食べさせるときは少量を少しずつ食べさせるのがポイントです。
また、万が一アレルギーが出てしまった時に慌てないように、病院が開いている時間帯で、なるべく午前中の離乳食で食べさせるようにして下さいね。
カッテージチーズが食べられるようになったら、赤ちゃんの離乳食のメニューの幅も広がりますね。